SF-Day3 #2

OUTER SUNSET

ゴールデンゲートブリッジからバスでそのまま次の目的地へ向かいます。

MUNIであることをきちんと確認して乗り込んだもののどうやら行先の違うバスに乗っていたようで(照)、そこから徒歩で行けそうなアウターサンセットに急遽目的地を変更しバスを降りました。

サンフランシスコの西端にあり、ビーチに隣接しているため一年中強い海風と濃い霧が発生するエリア。
中心部からはすこし離れていて、静かでのんびりとした空気が漂っています。
ここには多くのサーファーが波を求めてやってくるそう。
海岸沿い特有のオシャレな雰囲気が漂う反面、突然チャイナタウンのようなエリアがあったり多様な文化が見られました。

東西にまっすぐ伸びるジュダ・ストリートに沿って路面電車が走っていますが、この時はこの乗り物がなんなのか分からず、先の一件で乗り物トラブルお腹いっぱい状態だったので歩いて向かうことにしました。

シンプルすぎて逆に混乱した停留所

TROUBLE COFFEE

通り過ぎる路面電車を横目で何度も見送りながら黙々と歩き続けるとついに終着駅が見えた。
さらにその奥には陽射しが当たりキラキラと眩く光るビーチ。
荒んだ心が浄化されそうになったタイミングで念願のTROUBLE COFFEE[トラブルコーヒー]に到着です。

今回の旅で絶対に来たかったお店のひとつです。

右がTrouble Coffee、左はBook Store

オーナーのGiulietta Carrelliが友人たちと共にハンドメイドで作り上げたコーヒーショップ。
カウンターのみのとても小さなお店ですが、その評判からいまや世界中から沢山の視察がやってくるそう。
この日は土曜だったこともあり、ひっきりなしに人がきていてその人気ぶりを実感。

んでもってこのレジの女の子が破茶滅茶に可愛かった!しかもまぁ感じのいいこと!
そこはかとなくロシアの血が混ざったような御顔立ちで、多分名前もナターシャかターニャに違いない。(妄想)
その後わたしたちは彼女を”ロシアの妖精“と呼び続けた。
この美貌がなければキャミソール1枚でレジになんて立ってはいけない。

棚にはELBOW GREASEというダークローストの豆が並ぶ。

そしてトラブルコーヒーと言えばの看板メニュー シナモントースト
シナモンは振りかけられたらものの数秒でバターが染みていきます。
これだけは絶対に食べるぞ!と意気込んでやってきた旦那様はひと口食べて気絶。(わたしはシナモンが苦手なのでバナナブレッドを)
相当気に入ったようで、帰国後もこれを再現すべく何度も何度もシナモントーストを作っていた。

以前ここの豆を羽山夫妻のSF土産で頂いたことがあったので、ラテをひと口飲んだ瞬間\(あ〜コレコレ!)/と声が漏れた。深い苦味でやっぱり超美味い。

ラテを半分ほど飲み終えたところでふと窓の外を見るとそこにはオーナーのGiulietta Carrelliが。
体はもちろん顔と頭にもゴリゴリのタトゥー。黒のショートパンツにブーツ、タンクトップの上にCarharttのダックベスト。
想像していたよりずっと小柄だったが超Punkでカッコよかった!。

お店の前には座ってコーヒーを味わえるスペースがあり、わたしたちが店を出るとロン毛のイケメンとかわいい犬×2が座っていた。
「触ってもいい?」(犬の方なっ)と聞くと「もちろん!」と中身もイケメン。

GENERAL STORE

トラブルコーヒーの並びにはハイセンスな雑貨が揃うGENERAL STORE[ジェネラルストア]
ライフスタイル提案型ショップのパイオニア的存在でアウターサンセットを代表するショップだ。

店内にはアパレルから陶器や日用品、オーガニック系のアイテムなどがセレクトされていてこちらにもたくさんの人が。
目の保養になるとても素敵なショップです。

MOLLUSK SURF SHOP

MOLLUSK SURF SHOP[モラスクサーフショップ]にも行ってきました。
広々とした店内にはサーフボードやアパレルがずらり。

おおきなモフモフが気ままに店内をお散歩していてたまらなかった〜

California Street.

アウターサンセットから路面電車に揺られること約40分、街の中心部へ戻ってきた。
SFは昼と夜の寒暖差が大きいので日中晴れていても陽がかげると一気に冷える。
一度ホテルへ立ち寄り上着を持って再度出掛けます。

だんだんと陽が傾き始める中、この場所にやって来ました。

夕陽に染まるCalifornia St.[カリフォルニア・ストリート]

坂道とケーブルカーというサンフランシスコらしさが見事に詰まった場所です。
この景色はやっぱりなんだか感動しちゃうな。
フォトスポットにもなっていてたくさんの人が写真を撮っていました。

FERRY BUILDING

エンバーカデロにあるFERRY BUILDING[フェリービルディング]
フェリーの発着ターミナルとして、またサンフランシスコのオーガニック食文化を象徴するフードマーケットとしてたくさんの人が訪れる場所。
週末にはファーマーズマーケットも開かれるそう。

中にはレストランやチーズショップ、バーや本屋など約50店舗が並んでいて見てまわるだけでも楽しいです。ブルーボトルコーヒーやヒースセラミックスも入っています。

大好物のパタパタするやつ

フェリービルディング内を見終わったのはおそらく18時半頃でしょうか。
勘のいい方はお気付きかもしれませんがこの日もまだ食事らしい食事を摂っていません。
若干のハンガーノックが我々を襲います。

この日の夕飯はブリトーにしよう!とミッションエリアへ向かいました。
BARTに乗って24th st Missionで降車。
昨日来たエリアからほんの数ブロック南下しただけなのにメキシコ感マシマシで、子供がみんなNetflix『It’s Bruno!』に出てくる街角でサルサを踊る少年に見える。

1:20で一瞬出てくる少年

Taqueria Cancun

事前にチェックしていたTaqueria El Farolitoに到着したが店の外まで待ちの列が。
ならばと第2候補のTaqueria Cancun[タケリア カンクン]へ。
こちらもレジに行列が出来ていたものの数分並んでなんとかオーダー。

フードはすぐに出てきたが頼んだフレッシュジュースがなかなか出てこない。
初日では萎縮して絶対に言えなかったであろう「ジュースまだ?」という主張ができる程度には順応していた。

見よこのずっしりぎっしり重厚感のあるブリトーを。
ブリトーとタコスを1つずつ頼み半分こして食べたのだが、そのあまりのデカさに完敗。
だけどお味は大満足!ごちそうさまでした!