SF-Day3 #1
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Category : Trip
3日目にして身体が慣れてきたのかなんとか早起きに成功。
シャワー浴びてメイクしてラズベリーのパン頬張ってダッシュで行けばいつものに間に合いそうな感じの快晴で、本日も最高の1日になりそうな予感がビンビンしている。
今日はやっとこ観光地に出向くということで早々にホテルを出発し、まずは腹ごしらえ。
SIGHTGLASS COFFEE
こちらも4大サードウェーブコーヒーショップの1つ、SIGHTGLASS COFFEE【サイトグラスコーヒー】。
現在は3店舗程あるようですが今回はホテルから徒歩15分程のSOMAエリアにある店舗へ。
早朝8時、散歩気分で気持ちよく歩いていたのも束の間、5th.ストリートあたりから急激に治安が悪くなり、歯がない・靴ない・道が臭いのオンパレード。
15名近くが壁際に沿って座り込んでいるので遠目に見てヤバイなと思ったら反対歩道へ、を繰り返しなんとか到着です。
エントランスにはバイクラックとペットのウェイティングスペース。
中に入るとその広さに驚きました。雰囲気も最高。
これだけ広いと家賃も高いだろうからこの治安の悪いエリアにあるのも納得。
こちらも入ってすぐのところに焙煎機が置かれています。
ちなみに店名の 『サイトグラス=焙煎機の覗き窓』 という言う意味だそう。
店内全体をくまなく見たかったので2階へ上がり、カウンター内を覗ける位置を陣取りました。凝視。
客層も工事関係者や赤ちゃん連れのパパなど。オシャレカフェに来てます〜って感じじゃなくて、ここでコーヒーを買うのが生活の一部になってる感じ。
ラテもクセが無く飲みやすかった~
ラズベリー&ヘーゼルナッツのクロワッサンも美味。
カップを持ち上げた時のソーサーのイラストも可愛かった。
サイトグラスから少し歩いて最寄りの停留所からMUNIバスに乗り、いよいよサンフランシスコ最大の観光地 ゴールデンゲートブリッジを目指します。
初めてのMUNIバス
バスに乗るのはアメリカに着いて初めて。
運賃が安く貧困層も多く乗車するため時折トラブルが発生するとのことでしたが、短い時間を有効に使うためバスに乗ることにしました。
ガイドブックではチケットブースで購入できるMUNIパスポートという紙製のチケットが紹介されていましたが、わたしはスマホがあればその場で決済出来るMUNI MOBILEというアプリを落としてみました。
運用が開始されてからまだ1年しか経っていないそう。
まずはアカウントを作り、個人情報とクレジットカードを登録します。
乗車する前に欲しいチケットを選択し購入、乗車時に運転手さんに見せるだけでOK。
このアプリのメリットは
⑴見せるだけなのでスムーズに乗車出来る
⑵滞在中に使い切れるか分からないの紙製のチケットよりも、欲しい時に欲しい分だけ買えるので無駄がない
⑶現金で乗るより各段に運賃が安くなる(ケーブルカーのみ通常価格)
1DAYパスなんて24ドルが13ドルで買えてしまいます。どういうこっちゃ。
程なくしてバスが到着し、日本で予習した通り前側のドアから乗り込みます。
恐る恐るiPhoneの画面を見せると
「これは使えないよ」
「はい?( ◠‿◠ )」
どうやら私たちが乗り込んだのはMUNIバスではなく、ゴールデンゲート・トランジットという別会社のバスだった。
どちらにせよGGBまでは行くので現金で3ドル払おうと財布の中を見ると、出発前にベッドメイキングへのチップとして使ってしまっていたので1ドル札を2枚しか持っていなかった。(※アメリカのバスには両替機が無い)
なので運転手に一旦降りて別のバスを待つよ、と伝えると「ん〜とりあえず乗りなよ!」と2ドルを受け取り乗せてくれた。
しかしこのやりとりで少しの間ほかの乗客を待たせてしまいすっかり落ち込んだわたしは背中を丸めて小さくなっていた。(ちなみにこの後も何度かバスに乗ってわかったがこのように出発が遅れるのは日常茶飯事のようだ)
しかし本当の試練はここからだった。
自己主張が強すぎて
バスは順調に進み徐々に乗客も増えてきた。
私たちのすぐ後ろの席には体格のいいおじさんが座っていた。
その後子連れの黒人女性が乗り込み、子どもをおじさんの隣に座らせようとしたところで何やら揉め始めた。
英語が聞き取れないので確かなことは分からないが「俺の隣に黒人を座らせるな」的な発言をしているんだと思う。差別的なアレだ。
しかしそれにブチギレた女性も全く引かない。
2人の会話にはF**kin’〜が飛び交い、口論はどんどんエスカレートしていった。
私は小さくなっていた背中をさらに丸めて気配を消すしかなかった。
やがて狭いバスの中に怒号が響き、おじさんが女性に殴りかかろうと腕を振り上げた。
それと同時に子供がマコーレ・カルキンばりの悲鳴を上げ、ついにバスが止まった。
運転手が警察に電話をかけ、白人男性が2人の間に入りなんとか場を納めてくれた。
な ま ら こ わ か っ た よ
おじさんが銃を持っていない保証なんてどこにもないからな。
張り詰めた空気の中、再度動き出したバスはゴールデンゲートブリッジそばの停留所に到着し待ち構えていた警察官がバスに乗り込んできた。
\(あぁ、生かされている)/
こんな重い気持ちで観光地につくとは…。
最高の1日になりそうとか言ってた朝のわたしよっ!おめーこのっ!!
極度の緊張でお口が砂漠状態だったので売店で水買ってゴックゴク飲んだ。
GOLDEN GATE BRIDGE
まだまだ動揺していたので先にギフトショップを覗き、お土産を買って気持ちを整えた。
そしていよいよGOLDEN GATE BRIDGE[ゴールデンゲートブリッジ]へ!!
1937年に完成し、80年以上の歴史をもつSF名物の吊り橋。全長は2,737m。
ゴールデンとは言いつつも、霧の多いSFということで視認性を考慮し、インターナショナルオレンジと呼ばれる朱色となっています。
あのフルハウスのオープニングでタナー家とジェシーおいたん・ジョーイがオープンカーで渡っていたあの橋ですよ。大人になってからミシェル役が双子だった事に衝撃を受けたもんです。
GGBは車じゃなくても徒歩や自転車で渡ることが出来ます。
橋の上は強風なので持ってきたサイクルキャップにかぶり直し、いざ!
支柱の海面からの高さは227m!近くに来るとめちゃめちゃデカいのが分かる。
金網から覗くと橋の下を通る貨物船などを見ることが出来ました。
橋の中間地点に来たところで折り返し。
再度ギフトショップへ戻り、悩みに悩んで30ドルのスノードームを購入しました。
コレ、霧の街である事から“スノー”ドームではなくて“フォグ(霧)”ドームとして売られていて、ひっくり返すと霧の中からGGBが現れるというオシャレさ!ナイスフォギー!!(気に入りすぎいて実はまだ飾れていない、ふさわしい棚が我が家にない。)