SF-Day1 #2

サンフランシスコは小さな街だけど交通網が非常に発達しているので公共の交通機関で街中を移動することができる。
SFはとにかくえげつない斜度の坂道だらけ。
おかげで滞在中は腰から下がずっと筋肉痛だった。
そんな街の移動に欠かせない市民の足がMUNI[ミュニ]だ。
MUNIにはサンフランシスコ市営交通局が運営するメトロ・バス・ケーブルカーの3種類がある。

MUNIメトロ

Powell Sta.からメトロに乗ります

メトロはどこまで乗っても一律$2.75。
BARTよりも単純で親切な券売機から出てきた紙製のカードはICカードのようにタッチすると改札機を通ることが出来ます(クリッパーカードにチャージして使うことも可能)。
ちなみに出る時は改札機にタッチ不要。
どうしても日本の感覚が抜けなくて最初は戸惑ったけどよく考えたら賃料が一律なのでそりゃ必要ないのか。
このように路線によって色付けがされているので乗りたい色を辿ってホームで待っていればOK。

MUNIメトロの路線図

ホームのある階へさらに降りていくと、なんとも不安になる薄暗さ…。
案の定ヤバい感じの人も多いのでなるべく強そうな人の近くで仲間面して寄り添うようにメトロの到着を待った。
肩にスピーカー(ラジカセじゃない!)を乗せて爆音を流す若者やメトロの中でギター弾いてチップを稼ぐ人がいたり、映画の中でしか見た事ない景色を体験出来た。

メトロを降り、Market St.からSanchez St.へと曲がります。

このあと、初日にしてこの旅メインの目的地へ。
10年間憧れ続けた場所が目前に迫り、気持ちの昂りから緊張が止まらない様子の旦那様。

MASH STORE

ついにやってきたぞ。
世界中のFIXED GEARライダーの聖地 MASH STORE
週に2日しかOPENしていないので滞在中のチャンスはこの日だけ!

意を決して店内に入るとカウンターにはMASHの生みの親であるMike Martinが座っていました。
外人さんがミッキーのTシャツ着てるのかわいい。
自分の人生を変えた張本人を目の前になにかが振り切った様子のピロさん。
終始小声になりずーっとモジモジしていた。
店内には数名のお客さんがいて、そのうちの1人はZO BAGSの人だったみたい。

他のサイズもあるからねーっと話しかけてくれて、ピロさんが着ていたmash×cadenceの初期コラボTシャツに気づき「Wow!!Dustinに送るから写真撮らせて!」と撮影していた。
憧れのMikeのカメラロールの中に入ってると思ったら胸熱だね〜熱盛!
旅行直前に増刷したZINEも手渡して、ピロさんはもうノックダウン寸前。熱盛!
Mikeの手から直接アイテムを購入出来たのもうれしいね。

MASHに感化されていなければ私たちはきっと出逢うこともなかったし、結婚することもなかったので御礼参り的な感慨深さ。
悔やまれたのは生きた英語に耳が全然免疫がついてなくて、話しているスピードに全くついていけなかった事。もっと色々伝えたかったなー。
だけどここに行けたという事実にとにかくもう大満足。