“OZABU” cushion cover
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Category : Handcraft
気分転換にクッションカバーでも作って取り替えよ〜。
今回はパッチワークと言えないほどシンプルな工程なのでマジであっという間。ちなみにパッチワークのクッションカバーは過去にも作ったことがあるのでよければこちらも。
ブラウンとオフホワイトの生地を細長くカットしてボーダー柄に繋げていく。ミシンで直線に縫うだけなので秒速で表地ができた。裏地との間に綿を重ね、落としキルトをダーッとかければほぼ完成なのだがなんだか遊びを入れたくなってきた。
キルトラインを増やす?う〜ん、それよりなにかアクセントになるカラーを足したいな。タッセルが一般的だけどあれあんまり好きじゃないんだよな…

と、そこで思いついたのが座布団の【房】。
すぐに座布団職人おじいちゃんの動画を見つけ房の付け方を習得。家にあったDCMの刺繍糸を6本どりでつけました。カラーは519番。

爽やかな水色がすごくポイントになったし、なんだか茶目っ気(令和初使用)が出てとても愛らしい。本来の座布団では中綿を固定するために中央の房は上下貫通させて仕上げるのだけどそうすると洗濯ができなくなってしまうので今回は表側の生地にだけ針を通しました。
付け方を調べてる時に知ったのだけれど座布団の房ってただの装飾だけではなくて、実はきちんとした意味があるらしい。
房は箒を掃く動きと似ていることから「掃く」から「払う」に転じ、悪いものを払う効果があると邪気払いの意味合いが込められているそう。ほぇ〜。思いがけず勉強になった。

なんだか縁起物を手にしたような気分。謎の和洋折衷感がリビングに生まれてとても気に入っている。
特別良いことは望まないから、不幸がひとつも起きないでほしい。